【パパ相談コーナー】怪我せずに育つかな?勉強大丈夫かな?

パパからのご相談
Nさん<br>お子さん0歳
Nさん
お子さん0歳

子どもが大きくなるまで何年もかかるし、怪我したり他の子供たちと遊んだりするから、ケンカしないかとか、お金をだましてとられないかとか、学校に行って勉強しないとイケナイから塾に通うことが出来るかとか、いろいろな心配事がたくさんあります。

人生とらえ方カウンセラー
人生とらえ方カウンセラー

①②③の順にお話しますね。

  • ①ちっちゃな怪我は、注意力を養う!
  • ②ケンカも、コミュニケーションを学ぶ機会!
  • ③勉強=新しいものに出会う歓び

生まれたばかりの赤ちゃんって、小っちゃくて危なっかしくて、守ってあげたい!大きくなるまでには、いろんなことがあるだろうな…

病気しないかな?怪我させないように気をつけなきゃ!お友だちと仲良く遊べるかな?ケンカしないかな?勉強についていけるかな?塾とかも行くんだろうな。

成長していくのが楽しみなんだけど、心配にもなってしまうんですよね。特に初めてのお子さんは、どんなふうに大きくなっていくのか?小っちゃくて、守ってあげなきゃ!って思いが強くなりますよね。

その心配、私もそうでした。3人の息子を育てる中で、気が付いたこと、子どもに教えられたことがいっぱいあります。

こんなふうにとらえてみては、どうかしら?をお伝えします。

ちっちゃな怪我は、注意力を養うチャンス!

転んで擦りむいたり、たんこぶをつくったりなんて、日常茶飯事。我が家は、元気な男の子3人だったので、外に出る時には、両手が空くように、リュックにスニーカーにウエストポーチが定番スタイル。いつでもダッシュできるようにジーンズ!ウエストポーチには、必ず消毒液と傷テープは、持っていました。

子どもは、頭が重いので、頭から転びがち。転ぶ時にはちゃんと手をつくのよ!頭を守ってね!転んだ時には、「今の転び方は上手だったね!」と、転び方を教えたりもしていました。後、小さなころは、道路では必ず手をつなぐように約束させて出かけていましたね。子どもって興味のあることを見つけたらダッシュしちゃいますからね。

2歳児のころまでは、親もそばで見守っていることも多いし、ちょっと転んで擦りむくくらいですが、3歳になり、幼稚園に通いだすと、行動範囲が、ぐんと広がって、また、飛んだり跳ねたり、動きも活発になってきます。近所だと子ども達だけで遊ぶことも増えてきます。このころが、怪我をしやすい時期だったように思います。まだまだ、頭が大きくて体のバランスも悪いですからね。

長男の初めての大きな怪我は、そのころでした。慌てて駆け込んだ外科の先生には、「お母さん、これからだよ~」と脅されましたが、本当にそうでしたね。よく動きまわる長男は、それからも、縫う怪我を何回もしましたね。

ひやひやする日々でしたが、成長とともに、子どもも学習するんですね。怪我をすることは減りましたね。親の方も、これくらいは大丈夫と、対処の仕方も慣れていきましたしね。

もちろん怪我はしない方が良いですが、ちっちゃな怪我を経験することで、次は怪我をしないように。子どもなりに気を付ける力が身についていくということもあります。危ないからといろいろな行動を止めないで、どうしたら怪我に繋がらないかを親子で話すのも良いかなと思います。

ケンカも、自分とは違う相手とのコミュニケーションを学ぶ機会!

ケンカって、それぞれの思いのぶつかり合いです。自分の思い通りにいかないこともあることを知って、どうしたら仲良くできるかを学んでいく機会でもあるんです。つい親は、ケンカをさせないように止めてしまいがちですが、練習をしていないと、対処の仕方、加減がわからなくて、大きく相手を傷つけてしまうこともあります。我慢しすぎて、自分の思いを出せなくなってしまうこともあります。ケンカも、コミュニケーションを学ぶ機会!ケンカするたびに仲良くなった!なんてことも聞きますよね。

特に、小さなうちにルールを学ぶのは、良いかなとも思います。兄妹がいる場合は、兄妹げんかって、それを学ぶにはとっても良い機会。我が家では、「物は持たない!」とか、「グーでは殴らない!」「急所は、絶対にダメ!」「ちゃんと仲直りする!」とか決めてましたね。子ども達がケンカを始めたら、練習練習と黙って様子を見てましたね。

兄妹じゃなくても、親の目の前で小さなけんかの練習ができる環境(親同士、話が出来る関係がある中で)があると良いですね。

つい、子どもがケンカを始めると、相手の親に気を遣って、親が口を出してしまいがちですが、子どもたちの小さな衝突は、自分たちで解決する方法を見つけることを学ぶ機会、コミュニケーションを学ぶ機会だととらえて見守れると良いですね。

勉強=新しいものに出会う歓び

大人になって思うことがあります。暗記の勉強じゃなくて、大河ドラマを楽しむように、その背景や人物像を見ていたら、歴史がもっと身近で、今頃、歴史について熱く語ってるかもしれません。数学や理科も謎解きのように、その面白さに気づいていたら、国語や英語も見える世界が違っていたかも…実は、そんなことを教えてくれたのは、息子たち。中でも、二男は、とことん面白がって突き詰めるタイプの子だったので、私は、改めて勉強することの楽しさを教えてもらったように思います。

勉強は、しなくちゃいけないことじゃなくて、「新しいものに出会う歓び」そんな知る楽しさを子どもには、伝えてみませんか?好奇心の芽を育てることって楽しいですよ!

子どもって好奇心の塊だから。本来、「知りたい」「なんでだろう?」の気持ちが強くて、一つづつ納得するまで、知ろうとする力が備わっている。なのに、ついつい時間が無いとか親の都合で、芽を摘んでしまったりしがち。

せっかくの子育ての時間。子どもと一緒に新しいものに出会う歓び、知る歓びを味わって、育てる時間を楽しんで欲しいなと思います。子育ては、育てるだけでなく実は、育てられることが多い時間なんですよ。

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