子どもが自立して育つために必要な、たった1つのやらないこと

小学生のママ向け情報

本当は自立した子どもに育ってほしいと願っているのに、気が付くと出来ないところに目が行って、指示をだしてしまっている。順調に育っているように思えていても、気が付くと指示待ち人間に育ててしまっている。子どもが自立して育つために必要な、たった1つのやらないことをご紹介。

気づいてる?その一言が子どもの自立をさまたげていること

「宿題は、やったの?」「忘れ物は無い?」「学校からのプリントは?」

気づいてる?無意識に 疑問「?」の言葉で、指示を出していること。

「ゲームばっかりしてないで、勉強しなさい!」「さっさとお風呂はいりなさい」

「遅くまで起きてないで早く寝なさい!」「ちゃんとしなさい!」

「○○なさい」は、子どもを腐らす呪文。

自分が言われたらイヤなのに、つい言ってしまう…

人にされて嫌なことはしちゃだめよ。そんな風に教えているのにね。

「うるさいな〜」「今からするところだったのに、言わないでよ」「忘れてなかったら、忘れ物じゃないし」「わかってる!」「ちゃんと!って何⁉️」「ほっといて!」

自分が言われたら、きっと、こう返す…

良くないよね。こんなふうに言うこと。頭では、わかっていても、つい口をつく…

そう、うるさいよね。自分が言われたらイヤだもの。

でも、ちゃんと育って欲しいから言っちゃうのよね。 わかってね。

あなたのこと大切だから言うのよ。 わかってね。

親だからね。心配するのよ。ちゃんと育ってほしいから。 わかってね。

言われたくなかったら、言われないようにしたら良いのよ。

そしたら、私も、言わなくて良いんだから。

子どもの力を奪っているのは、誰?

自分で、考えて行動出来る子に育って欲しい!そう思ってるのに。

その一言が、やる気を奪ってる。

その一言が、自分で考えることを奪ってる。

うるさいな〜から、→聞かない!

になるのか

うるさいな〜から、→言われたことだけやれば良いんだ

になるのか

ママは、僕のことを思って言ってくれてるんだから、ちゃんと聞かなくちゃ!

なかなかそうは思わないよね。自分に置き換えるとわかるのにね。

ちっとも、いうこときかないのよね! いやになっちゃうわ。

そして、また一言、言っちゃう。

子どもは、学習するのよね。

めんどくさいから、言われたとおりに聞いとけば良いや。

こわいのは、それが、素直な良い子に見えてしまうこと。

そして、こどもは、考えることをしなくなる。

言われたとおりにしてたら、上手くいく。

と、指示待ち人間に育っていく

社会に出て、周りの視線が、

良い子、出来る子から、

1から10まで言わないと、何も出来ない人間に変わる。

こんなはずじゃなかったのに。

どこでまちがったんだろう。

信じて!自分で考えて、伸びていく力を持っていること

人は、

本来、生きていく力を持っている。

自分で考えて、伸びていく力を持っている。

思い出して。

「自分で歩いてる!」一歩が出た時の感動!

「こんなことが出来るようになったんだ!」 すごい!

「天才かも!」 このまま育ったら、どんな風になる?

うちの子にもあったな。2歳の頃、アスレチックのある広い公園で、遊びに夢中になってどこかに靴をぬいで裸足で遊んでた。さあ、帰るよ!スタスタと向かった先には、ちゃんと靴がそろえて脱いである。えっ、脱いだ場所覚えてたんだ!もう、2時間は遊んだのに… うちの子天才?

わくわくしたあの瞬間。

昨日までできなかったことが、出来て行く感動!

ドキドキして見守った日々。出来ていくことに感動していた。

うちの子天才⁈ なんて思ってた。

それがいつの間にか、出来ないところに、目がいって。

出来ることが前提で、出来ていないことにイラっとする。

「どうしてできないの?」「どうしてやらないの?」

じゃなくて、あの頃のように、子どもが自分の力で動くことを見守られたら。

「お口にチャック」で、待つことが出来たら。

「本来持ってる、生きる力。伸びる力」が、

どんどん芽吹いてくる!

つまづく前に、足元の石を取り除くのが、親の役目じゃない。

そこに石があるよ。と先回りして教えるのでもない。

子どもが持ってる力を信じて、どう行動するのかを、ただ見守る。

時には転ぶことも、学びになるのだから。

小さな痛みを体験することで、回避する力が身についていく。

それ以前に、自分の思い通りにならないからと怒るのは、論外。

「お口はチャック!」子どもが行動できるように

見ないのではなく、しっかり見ていて、過ぎた手を出さない。

たった一つのやらないこと。 それは、子どもが行動する前に口を出すこと。

「お口は、チャック!」

うずうず、いらいらしてもね。

もちろん命に関わる時には、全力で手を出すけど。

その力を信じることが出来たら、生きていく力は、身についていく。

自分で生き抜く力が、育っていく。

信じて見守ること。

大丈夫!

手を出さないことで、子どもの生きる力は、伸びていく。

「親が思っているより、ずっと大人」の姿が見えてくる。

そして、見守ることで、親になる。

たった一つのやらないこと。子どもが行動する前に口をだすこと。

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